DNA RNA の受託合成、プロテオーム受託解析、ペプチド抗体作製
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抗体の安定性と保管方法について
ポリクローナル抗体血清
ポリクローナル抗体は基本的には非常に安定です。
抗体血清は、短期間であれば、常温での保存でも問題ありません。
数ヶ月までの保存は4℃での冷蔵をお勧めします。
細菌のコンタミを防ぐため、sodium azide 0.02%(w/v)等の保存剤を
入れることが有効です。
長期の保存には、-20℃又はそれ以下の冷凍保存をお勧めします。
但し、抗体活性の低下につながる冷凍解凍の繰り返しを避けるため
冷凍前に ご使用になる単位での分注をお勧めします。
アフィニティ精製抗体
免疫抗原によるアフィニティ精製カラムによる精製抗体
抗体免疫に使用したペプチドに特異的な抗体は、免疫抗原アフィニティレジンを
用いて精製しております。
0.1M Tris-Glycine pH 7.8+0.02% sodium azide バッファーでは、4℃の状態で1ヶ月までの
保存が可能です。さらに長期の保存には、精製抗体に1:1でglycerol+BSA 1%(w/v)
を加えてください。
プロテインAカラム 又は、プロテインGビーズカラムによる精製抗体
IgGフラクションが プロテインAカラム 又は プロテインGビーズカラムを使って
精製されているアフィニティ精製抗体は、上記ポリクローナル抗体血清と同様
の方法で保存できます。つまり 4℃で数ヶ月、適当に分注した形の-20℃で
それ以上の長い期間保存が可能です。
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