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 抗原ペプチドの設計手順について
抗原となるペプチドの設計は、ポリクローナル抗体の出来を決定的に左右する重要なファクターです。

タンパク質の親水性疎水性を予測し、親水性の強い領域にあり、又 タンパク質の二次構造を予測し、α-へリックス領域を 
システイン残基は含まないよう選択するというのが一般的な手順ですが 当社の場合 経験に基づく独自のプログラムによって
ペプチド配列を決定しております。

残念ながら そのプログラム詳細は公開しておりませんが ペプチド選択の基準は

1 親水性 2 抗原免疫性 3 二次構造 4 溶媒溶解性

これによって得た候補を ブラストサーチによる配列特異性 glycosylation phosphorylation 等の翻訳後修飾 合成上のフィージビリティ
等を検討して 特に合成上のフィージビリティの高いと判断した 配列に絞ります。

この最後の絞り込みが結局経験と勘によるペプチド設計のポイントであると考えます。 従って 同じ配列に対して他社に依頼した場合
全く違った配列を選択される場合が多いことでもお分かりと思います。つまり共通の方法はなく 逆に誰も成功を保証することができないのです。
経験に基づき 成功の可能性を高める以外ないと考えます。

最後に 選択した配列の内 epitop を配慮して N末端 又は C末端のいずれかに、キャリアータンパク質(KLHなど)を結合するために、
通常 システインを付加します。
もちろん システインが使えない状況では Glutaraldehyde 等を用いたconjugation を行います。


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