オリゴ核酸の受託合成　Oligonucleotide Synthesis
日本バイオサービス

DNA合成（規格・価格・納期）

スモールスケール (非修飾品・カラム精製のみ)

収量目安： 1〜3 ODU  （1 ODUは 約 30 μｇ）

スペック：カラム精製（修飾なしの場合のみお承り可能）
　　　　　　　・MS分析チャート添付
　　　　　　　※配列等によりイオン化が難しくチャートをお付けできない場合がございます。

鎖長　　：10〜40 mer

納期　　：最短翌営業日発送

　　　　　※スモールスケールでは、全て「カラム精製」をいたします。
　　　　　　　　質量分析を行い、その分析チャートを添付いたします。
　　　　　　　　分析の結果、弊社基準に満たない場合は、再合成再分析を行うため、、製品の納期が遅れる場合があります。

価格　　：合成料金 71.5円/mer 、カラム精製料金 +880 円（税込）
　　　　　（MS分析チャート添付　送料無料）
　　　　　　 ※特殊配列等の場合は、特別料金を加算になる場合がございます。

スモールスケール品は、イノシンおよびミックス塩基は可能ですが，その他の修飾には対応しておりません。
その他の修飾をご希望の方は標準スケールＨＰＬＣ精製にてご注文ください。

標準スケール品　　

収量目安　：通常　カラム精製品 　5 ODU〜 （3 ODU保証）
　　　　　　　　 　HPLC精製品 　3 ODU〜　(1 ODU保証）
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　※長鎖・短鎖・特殊品は収量保証適用外となります。
　　　　　　　　　　　　　　 ※配列や合成の出来等により最終収量は増減します。
　　
スペック　：カラム精製　（※カラム精製は修飾なしの場合のみお承り可能）

　　　　 　　HPLC精製　
　　　　
　　　　　　・MS分析チャート添付
　　　　　　　※長鎖等配列等によりイオン化が難しくチャートをお付けできない場合がございます。
　　　　　　・HPLC分析チャート添付（※HPLC精製のみ）

　　　　　 　 HPＬC精製は　 長鎖や 各種修飾及び標識品等にも対応しております。

鎖長　　：カラム精製品　〜40 mer　
　　　　 　HPLC精製品 　ご相談ください

納期　　：最短翌営業日 or 2営業日後の発送　※非修飾、40 mer 以内、カラム精製品の場合
　　　　　HPLC精製品・修飾品　　通常1週間前後
　　　　　※ご注文内容・状況等によって納期は変わりますので、ご注文の際 ご照会ください。
　　　　　　 ※再合成、再分析でお時間をいただく場合があります。
　　　　　
価格　　：合成料金　110 円/mer（税込）
　　　　　精製料金　カラム精製　 1,100円
　　　　　　　　　　HPLC 精製　 3,300円　　　※詳細は精製方法をご覧ください
　　　　　送料無料
　　　　　 ※鎖長が 10塩基までの短いオリゴは、10塩基と見なして合成料金を計算いたします。
　　　　　　※特殊配列等の場合は、特別料金を加算になる場合がございます。

収量の増量について

無償の範囲でできるだけ収量が必要な場合は、その旨お知らせください。可能な限りお承りいたします。

標準スケール以外にも、増量スケールでのご注文もお承りしております。（別途見積要）

大量合成等、収量保証でのご注文は、鎖長、修飾、精製方法等によって異なりますのでご照会ください。

DNA（20 mer、修飾なし）の場合の保証収量と価格（目安）は 以下のとおりです。
※修飾・必要収量・ご注文本数によって価格は異なります。詳細はお問い合わせください。

カラム精製品（※修飾なしのみお承り） 　<DNA（20 mer）＞保証収量・参考価格　

ＨＰＬＣ精製品（※修飾なしの場合） 　<DNA（20 mer）＞保証収量・参考価格

大容量スケール品規格

別途見積もりさせていただきますので、ご照会ください。

長鎖オリゴの合成について

当社では オリゴDNAの場合、150 mer 程度まで合成しております。
但し、以下に述べるような理由により不純物の混入が避けられません。
ご使用の際は mutation の混入を確認しながらお使いいただくようお願いいたします。　
現在、長鎖はすべて HPLC精製を実施しております。
PAGE精製のお取り扱いはしておりません。

70mer〜の長鎖の価格は、オリゴDNA の標準品と価格が異なります。

オリゴの合成では、通常 ３’末端から １mer ずつカップリング反応を繰り返して ５’末端まで合成します。
試薬メーカーが保証する１mer ごとのカップリング効率は 99 ％ 程度なので、20 mer のオリゴの場合 、目的物の収率は (0.99)¹⁹=0.8262 (すなわち 83 ％)、100 mer のオリゴの場合、(0.99)⁹⁹=0.3697 (すなわち 37 ％) という具合に鎖長が長いほど、目的物の収率が低くなります。

また　鎖長が長いほど、１塩基欠失や塩基の付加などの不純物生成のリスクも高まります。